妻を愛し、妻に愛されたい男コアラッコです。
今回は我が家の家計管理術を大公開します!
夫婦での家計管理ってけっこう面倒じゃないですか?
とくに共働きになるとお互いの銀行口座やらクレジットカードやらがすでにあり、結局別々で管理するなんて方も多いのでは。
そんな「共働きで家計管理するのめんどい」って方に見てほしい、【キャッシュレス×家計簿アプリ】の簡単家計管理術をご紹介していきます!
ということで今回のブログの「お役立ち」ポイントはこちら。
・キャッシュレス化をおすすめする理由がわかる
夫婦共働きだと家計管理がめんどくさい
みなさんは、結婚するときにお金の管理方法について相手と話し合ったりしましたか?
私はズバリNO
「お金の話」ってなんかやましい感じがするし、どうしても相手と話し合う機会が持ちづらいですよね。
ですが、「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉もあるくらい、夫婦とお金の問題は切っても切れない関係です。
何より、共働きって同じ世帯を守る仲間ですからね。
バラバラで立ち向かうより力を合わせたほうが良いに決まってます。
結婚当初の家計管理は超アナログ
そんな私たち夫婦ですが、結婚当初はとくに家計管理をする意識があまりなく、
「夫婦共通で使ったものは月末に集計してそれぞれの財布からお金を払う」というめちゃくちゃアナログな作業をしていました。
具体的に説明すると、
・家賃
・水道光熱費
・食費
といった夫婦共通の出費分についてはレシートを貯めておいて、月末に集計して分割するという方法です。
これがちょーめんどくさい。
何がめんどくさいって
・集計は全て電卓で手打ち
・支払いは現金なので銀行からお金をおろしておかなければいけない
といった具合で、本当はもっと細かい「めんどくさい」があるのだが、とにかくめんどうなんです。
そうなってくると、「何にいくら使ったのか」という家計管理とはほど遠い状態になっていきます。
(我が家も気づいたら食費がとんでもない金額になっていた苦い経験あり)
なぜ夫婦共働きは家計管理がしにくいのか
Twitterとか見ていても、同じ悩みの方も多いようです。
夫婦での家計管理が結構むずい
— まっく【大家Lv1】 (@MAC2019GV) March 27, 2020
僕のカードで固定費の引き落とししてたり
生活費は奥さんに管理してもらってたり
もっと風通し良くお互いがきちんと把握できるようなしたいなー
皆さんはどういう風に家計管理してるのでしょうか!
そもそも夫婦共働きの家計管理って複雑なんです。
よく聞く「夫婦で家計管理する際に悩むポイント」としては
・収入バランスで費用負担の割合を変える必要がある
・全てをオープンにするのに気が引ける
があります。
共同名義は作れない

そう思っていたんですが、調べてみると銀行口座もクレジットカードも共同名義は作れないんです。
いずれ日本にも導入されるときがくるかもしれません。
銀行口座を共同で管理する場合は、「代理人カード」というものを作ると、口座の名義人以外でもATMでお金の出し入れが可能になります。
が!!!
調べてみると銀行の窓口で手続きが必要だったり、そもそもまた銀行の通帳が増えるのも嫌だし・・・。
といった感じであえなく挫折。
夫婦共働き世帯の家計管理のポイント
この段階でようやく夫婦で家計管理について話し合いをしました。
共働き世帯の家計管理方法を分類すると、大きく5つあります。
- 夫婦ともにお小遣い
- 夫婦で完全に財布を分ける
- 夫婦それぞれの財布と共通の財布を作る
- 夫が全て管理する
- 妻が全て管理する
どれを選ぶからは夫婦の価値観によりますが、それぞれのメリット・デメリットを把握したうえでお互い納得のいくかたちで決めるのがベストです。

ちなみに、他の共働き世帯の家計管理状況はこんな感じ。
Q. 家計の管理、どうしてる?【結婚5年以内の共働き夫婦の場合】
順位 共働き夫婦の家計管理の方法 割合 1位 妻が管理、夫は小遣い制 47.4% 2位 財布は夫婦で別々。支払い項目別に家計を分担 18.9% 3位 夫が管理、妻は小遣い制 15.3% 4位 生活費をそれぞれの収入に合わせて一定の割合ずつ負担。残りはそれぞれの小遣いまたは貯金 8.4% 5位 生活費を半分ずつ分担。残りはそれぞれの小遣いまたは貯金 6.3% 出典:マイナビウエディング
妻が管理して夫がお小遣い制という、よくも悪くも昭和の日本式を踏襲している人が多い様子。
家計管理方法の話し合いで決めておくべきポイント
ここで我が家で話し合ったときにまとめた話し合いのポイントをご紹介します。
・ローンや借金はないか
・今後も共働きを続けていくか
・お小遣い制でストレスがたまらないか
・将来に向けてどのくらい貯蓄をしていくか
このあたりを話し合ったうえで決めた方針がこちら。
・給与は個人用口座に振込み、毎月末に一定額を家庭用口座に振込み
・家庭用口座は振込み手数料が無料になる銀行を選ぶ
・家庭用の支出は原則キャッシュレス化し、家計簿アプリと連携
・個人用口座に余ったお金は個人の裁量で好きに使ってOK
ということで、我が家は3番の「夫婦それぞれの財布と共通の財布を作る」で管理することにしました。
夫婦別の財布と共通の財布を持つメリット
独身時代に使っていた口座をそのまま使える
共通財布のみで管理をすることになると、どちらかの口座にあるお金を移す作業が必要になります。
また、クレジットカードの引き落とし先も変更する必要がでてきます。
自分の裁量でお金をコントロールできる
お小遣いではないので、自分が買いたいものがあれば、自分で購入を判断できます。
共通財布だと、相手に対して何に使うのかを説明する必要があるので、個人的にはけっこうストレスです。
幸いにも私たち夫婦はお互い堅実派だったので、相手が浪費してしまう心配もありません。(今のところは)
個人の支出と家計の支出がわかりやすい
共通の場合、個人的に使用したお金と夫婦共通で使用したお金を区別する場合、まとめた家計簿からまた分類をし直す必要があるので、けっこうめんどうです。
私は個人の収支と家計の収支を分けて管理したかったので、個人用の財布と共通の財布があることで分類の手間が省けました。
鍵はキャッシュレス×家計簿アプリにあり
共働き世帯が家計管理をするうえで大事だなと実感しているポイントが
・お互いが何にいくら使っているのかを「見える化」すること
この二つです。
共働きなのでお互い時間の余裕があるわけでもありません。
ましてや個人用と家庭用を分けるので両方の管理が必要となるため、より一つの管理を楽にすることが、家計管理をちゃんと継続していくうえでとても重要です。
また、ただ毎月の出費総額だけ把握するのでは、結局どこに無駄があったのかを検証することができません。
なので「何にいくら使ったのか」をちゃんとデータとして残しておく必要があります。
この二つを満たしてくれるのが「キャッシュレス×家計簿アプリ」なのです。
キャッシュレス×家計簿アプリをおすすめする理由
理由は3つです。
②出費項目を見える化できる
③ポイントが貯まる
まず管理を楽にするという視点で見ると、「いかに自動化できるか」ということになります。
例えばこれを現金で管理しようとする場合こうなります。
買ったもののレシートを保管
↓
毎月エクセルで集計
↓
個人用口座から夫婦それぞれ現金をおろす
↓
家庭用口座に入金する
はい、めんどくさい。
こんなの毎月やってられない。
ではどうするか。
全ての支払いをキャッシュレスにして、引き落とし先を家庭用口座にすれば解決できます。
次に「出費の見える化」です。
いちいち手書きで家計簿をつけたり、エクセルに手打ちで記入する時間はありません。
楽をしたいならテクノロジーを使いましょう。
ということで家計簿アプリの登場です。
家計簿アプリは口座情報やクレジットカードを連携させてしまえば、あとは自動で家計簿をつけてくれます。
これをまとめると、
・キャッシュレスの引き落とし先を共通口座に
・夫婦用の家計簿アプリをお互い入れて、キャッシュレスツールと共通口座を連携
これさえ終わればあとは放置で済みます。
【実践編】私たち夫婦の簡単家計管理

やること自体は大きく3ステップで終わります。
- 夫婦共通の銀行口座を作る
- クレジットカードと家族カードを作る
- 家計簿アプリを入れて連携させる
夫婦共通の銀行口座を作る
まずは共通の銀行口座を作っていきます。
抑えたいポイントとしては2つ。
②コンビニATMで使える
これを踏まえて、我が家は「楽天銀行」で口座を作りました。
楽天銀行のメリットとしては
・振込や入金で楽天スーパーポイントがたまる
・楽天スーパーポイントの獲得倍率が上がる
・口座開設がスマホで完結できる
といったあたりでしょうか。
我が家は楽天でけっこう買い物するので、楽天経済圏で生活している方は楽天銀行にすると恩恵が多いです。
その他だと「住信SBIネット銀行」もおすすめです。
クレジットカードと家族カードを作る
支払いは全てキャッシュレスの原則に従って、共通口座と紐づいたクレジットカードと家族カードを作ります。
クレジットカード所有者の家族が、所有者と同じカードを発行できる仕組み。
つまり引き落とし先が共通になるので、管理がしやすくなります。
何度も言いますが、キャッシュレスにすることで家計管理がとてつもなく楽になるので、アナログ派の方にもぜひチャレンジしていただきたいです。
クレジットカード選びで抑えたいポイントは2つ。
・ポイント還元率
これを踏まえて、我が家は「楽天カード」を選びました。
楽天カードのメリットとしては
・通常1%の高還元率
・楽天市場や楽天トラベルでの利用だと還元率3%
・Edy搭載で電子マネーとしての機能もあり
・楽天ペイとの連携もできる
といったところでしょうか。
ネットでの買い物も楽天市場に統一することで、ポイントの貯まりがはやいはやい。
我が家は楽天経済圏で買い物することが多いので楽天カードにしましたが、ここは各家庭でよく利用するサービスで決めてください。
家計簿アプリを入れて連携する
最後にお互いのスマホに家計簿アプリを入れて共通で管理します。
家計簿アプリで有名どころだと
・Zaim
・マネーフォワード ME
・Moneytree
あたりですが、正直どれも機能に大差がないので、好きなのを使えばいいかと。
我が家は「Zaim」を使っています。
夫婦で共通のアカウントを使う場合は、登録したメールアドレスとパスワードを使ってログインすれば、別端末からでも同じアカウントの情報が見れるようになります。
実際の家計簿画面を公開
我が家の「Zaim」の画面はこんな感じです。
「食費」や「日用雑貨」など、分類を自動で行ってくれたり、
共通口座の残高もアプリからすぐに確認ができます。
我が家では毎月1回「Zaim」チェックを行って、目標の貯蓄額に到達しているかを確認しています。
キャッシュレス×家計管理で注意すること
夫婦でキャッシュレス化と家計管理をする場合、後でもめ事に発展する可能性のある注意点があります。
・リボルビング払い
・個人用の支払いを共通用のクレジットカードで支払ってしまう
キャッシング機能を使う
ATMなどからお金を借りることができるキャッシング機能を使うと、手数料や金利がとられてしまいます。
あくまでショッピング機能のみで家計が回るようにしましょう。
リボ払い
毎月の支払額を一定にできるリボ払い。
ですがこちらも手数料が高くつきます。
クレジットカードの支払いはあくまで翌月1回払いのみとしましょう。
個人出費を共通クレジットカードで支払ってしまう
家計簿でいつ何にいくら使ったかが見える化されていますので、バレます。
この家計管理システムは、お互いを信頼することで成り立っている側面もあるので、信頼をなくすようなことはやめましょう。
個人の出費はあくまで個人用の財布から。
まとめ|キャッシュレス化で煩わしい家計管理とはおさらば
改めて「共働き夫婦がキャッシュレス化で家計管理を簡単にする方法」についておさらいします。
・支払いは全てキャッシュレス化する
・夫婦共通アカウントの家計簿アプリを入れる
・定期的に支出と貯蓄進捗を見直す
私たち夫婦もこの管理方法を導入してから、お金に関するストレスが減りました。
すると日常のちょっとしたことなど、夫婦の会話をする時間が増えて、結果的に夫婦仲も良くなったと感じています。
これからずっと一緒に暮らしていく中で、お金の問題は避けて通れません。
だからこそ、無駄な作業で時間とストレスをかけないように、しっかり仕組みづくりをすることが大切です!