妻を愛し、妻に愛されたい男コアラッコです。
今回は音楽の話しです。
私は学生時代にバンドというものをやってまして、ギター弾きながら歌う人だったのです。
なぜバンドをやったかといえば、純粋にギター弾けたらかっこいいし、なんかモテそうだったから。
本気で音楽やっている人からすると一番嫌われる理由でしょう。
ただ、そんな不純な動機ではじめたバンド活動ですが、とあるバンドに出会って意識が変わったのです。
それが今回紹介する the band apart 通称「バンアパ」です。
メンバーは
荒井 岳史(ボーカルギター)
川崎 亘一(ギター)
原 昌和(ベース&コーラス)
木暮 栄一(ドラム)
の4人で、みんな学生時代の同級生という間柄。
ロックに限らず、ヘヴィメタル、メロコア、フュージョン、ソウル、ジャズ、ボサノヴァなど、多くのジャンルの音楽を独自に消化、吸収したサウンドが持ち味。
出典:wikipedia
という紹介の通り、ジャンルがかなり混ざっているので形容しがたいところはありますが、なんかオシャレなんだけどフレーズとかメロディーが絶妙にダサかったり。
このバンドのなにがそんなにいいのかは、また長くなりますので後々記事にしたいと思います。
今回の記事では、バンアパ聞いたことがないって人におすすめする気持ちでまとめたものです。
題して、バンアパ初心者に向けた名曲ベスト10!(個人的にはとても10曲に絞れないのですが)
はりきっていってみましょう!
第10位|ZION TOWN
こちらは最も新しいアルバム「Memories to Go」に収録されている1曲。
バンアパらしいおしゃれなコードワークとスピード感のある構成。
バンアパ初心者の方にも強くおすすめしたい1曲です。
こちらのMVではなぜかメンバー紹介を2度入れるという謎演出も、彼らなら許されてしまうのです。
第9位|Flower Tone
こちらは2010年に発売されたミニアルバム「the Surface ep」に収録されている1曲。
ミドルテンポで心地よいメロディは、タイトルの通り花が奏でる音色のよう。
うん、自分で言っててよく意味がわかりませんね。
とにかくいい曲。
第8位|Can’t Remember
こちらは2006年に発売されたアルバム「alfred and cavity」に収録されている1曲。
最後の歌詞にこんな一節があります。
What you get is what you lose(手に入れることは失うこと)
What you lose is what you get(失うことは手に入れること)
いやー、深いです。
第7位|Katana
こちらも2006年に発売されたアルバム「alfred and cavity」に収録されている1曲。
2018年5月に行われた「20周年記念リクエストツアー」で、見事ファンからのリクエスト第1位を獲得した曲です。
展開もかなりスリリングで、これが1位になるあたりもバンアパファンらしさを感じることができて思わず「ニヤリ」とほくそ笑んでしまいます。
リードギター川崎さんのフレーズが渋くてかっこいい、私も大好きな1曲です。
第6位|最終列車
こちらは2016年に発売されたアルバム「謎のオープンワールド」に収録されている1曲。
すごく難解な曲もあったかと思えば、この最終列車のようにすごく綺麗でエモーショナルな曲もあるのがバンアパの魅力。
大切な人を列車で見送ったあとには、この曲をどうぞ。
第5位|夜の向こうへ
こちらは2013年発売のアルバム「街の14景」に収録されている1曲。
※音源はthe band apart (naked)のアコースティックバージョンです。
ボーカルギターの荒井さんのカッティングがおしゃれで、「こんなん弾きながらよく歌えるな」といつも震えます。
バンアパは2016年からアコースティック編成名義のthe band apart (naked)としても活動しており、2018年2月にはビルボードライブ東京でのライブを行いました。
そのライブの最後で演奏されたのがこの「夜の向こうへ」のアコースティックバージョン。
ラストのサビと同時にビルボードのカーテンが開き、都会の夜景が一面に広がった瞬間は、初恋の乙女のように目をキラキラさせました。
覚えやすいメロディラインで、初心者にもおすすめの1曲です。
第4位|higher
こちらは2005年発売のアルバム「quake and brook」に収録されている1曲。
ライブでは定番となっている1曲で、ラストサビに入る前のカウント「ワンツー」をみんなで叫ぶのが通例。
私が初めてバンアパのギターをコピーしたのもhigherでした。懐かしい。
学園祭でバンアパのコピーをしている学生さんは、必ずこの曲をセットリストに入れています。
第3位|coral reef
こちらも2005年発売のアルバム「quake and brook」に収録されている1曲。
higherと同じくライブの定番曲ですね。イントロから気分上がります。
リードギター川崎さんはものすごく難しいギターフレーズを弾きながら、ものすごく大きく頭を前後に振る(いわゆるヘドバン)という、凡人では真似できない演奏スタイルでして。
そんな川崎さんがより一層ヘドバンの揺れが大きくなるのがこの曲です。
ちなみにこのヘドバンは、メンバー内で「ゴブリンスイング」と呼ばれているんだとか。
第2位|Eric. W
こちらは2002年発売のセカンドシングル「Eric.W」及び2003年発売のアルバム「K.AND HIS BIKE」に収録されている1曲。
「バンアパといえばこの曲」というほど、昔から愛されている代表曲です。
ライブでも大変盛り上がります。
曲中に出てくる「Yeah Yeah Yeah」という一節に合わせて体を揺らせば、とても幸せなライブの一体感を味わうことができます。
第1位|Waiting
栄えある第1位は2008年発売のアルバム「Adze of penguin」に収録されている「Waiting」。
ライブ終盤に演奏されることの多い曲で、なんというかほっこりしてしまう曲。
バンアパの歌詞は割と日常にある些細な風景や描写が多いのですが、この曲も過ぎる季節を想いながら見えたり感じたりする日常をそのまま歌詞にした内容です。
音源もいいが、ライブがとにかくいい!
ということで、ここまで個人的名曲ベスト10をご紹介しました!
ですが個人的にはバンアパは「ライブ」でこそ輝くバンドだと思います!
4人の強すぎる個性が上手いこと良い場所に収まる感じ。
おしゃれなコードワークとは裏腹にエモーショナルな演奏。
このあたりはライブでないと体感できません!!
いきなりライブ行くのハードル高いって方は、ライブDVDでお試し体験すべし。
ってことで、ライブDVDもご紹介しておきますね。
Eric the Fool Recognized His Bike Quakes
2005年発売。
ライブDVDの中では最も古いものです。
初期の曲を聴きたい方はこちらをどうぞ。
若かりし頃の少しとがったバンアパの演奏を堪能できます。
Stanley on the 2nd floor
2007年発売。
個人的にはこれが一番おすすめ。
彼らの活動前半期の集大成と位置付けられる、圧巻のパフォーマンスです。
2006年に日本両国国技館で行われたライブ映像が収録されています。
音源としては3枚目のアルバム「alfred and cavity」までですね。
String 4 Snowman
2011年発売。
このDVDの見どころは何と言っても副音声。
メンバーがお酒を飲みながらライブの感想や全く関係のない話をしているのですが、その内容がくそ面白い(笑)
バンドメンバーの仲の良さや関係性がかいまみれます。
510×283
2014年発売
このDVDから日本語詞での楽曲も聴けます。
ドキュメンタリータッチになっていて、実際のファンの声が収録されていたりと、今までのライブDVDとは違った楽しみがあります。
まとめ
バンアパ大好きな私にとっては10曲に絞るのは無理難題。
ですが、「あれでもないこれでもない」とランキングをいじくる作業は、MD(もはや死語?)で自分のマイベストをせっせと作っていた中学生時代を思い出しました。
今回の記事でバンアパに少しでも興味をもったり、実際にCD買ったりライブ見に行ってくれたりしたらものすごく幸せです。
それでは今日はこのへんで。